墓と納骨堂の比較
墓(墳墓) |
納骨堂 |
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「墓地埋葬法に関する法律」による定義 |
焼骨を埋蔵する施設 埋蔵=地下(土中)に埋める。 |
委託を受けて焼骨を収蔵 する施設 収蔵=地下に限らない。墓埋法では地上に安置することを意味する。 |
言葉の意味 「墓」 |
死体、遺骨を葬るところ。いわゆるお墓、納骨堂、塚 などの総称。 |
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言葉の意味 「堂」 |
「堂」は、大衆や神々の集まる建物を言う。 「納骨堂」は、多くの焼骨を納める建物の意味。納骨堂の中で区分されている個々の納骨スペースを指す言葉ではない。 個々の納骨スペースは、その形状により「納骨棚」や「納骨壇」と呼ばれる。 |
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言葉の意味 「南九州での特殊性」 |
鹿児島(南九州全般的に)では「お墓」のことを「納骨堂」と表現することがある。これは、この地方では地下に埋葬せずに、納骨室やカロート式で地上に納められるためと、墓石を使わず建物形式(土壁、ブロック等を躯体とする)で造られたものが多かったためで、この形式のものは今でも多く散在する。 |