トラブル3

納骨堂の建て替え
費用を請求された

 Yさんは谷山の真宗系のお寺が経営する納骨堂を10年ほど前に買いましたが、老朽化したという理由で建て替えられることになり、突然、建替費用70万円を支払って契約を更新するか、立ち退くかどちらかにしてほしいとお寺から通告されました。立ち退いても立退料はもらえませんので、仕方なく70万円支払って引き続きお寺にお世話になろうと考えました。
 しかし、よく考えてみるとお寺の建物はいずれまた古くなり、子供の代になってまた同じように高い建替費用を請求されることに気が付きました。せいぜい20年位しかもたないという話も聞きました。納骨堂は買うときは安く済んでも、長い目で見ると高くつき、後々子供や孫に迷惑をかけることにもなります。
 お寺の納骨堂は便利で安心な点もありますが、Yさんのようなケースが普通であり、子や孫のことを考えると決して安心はできません。
 同じお寺でFさんの場合は建替料の他に宗旨変えを要求されました。買うときは建て替えについて何の予告もなく、しかも神徒(Yさんは神道)でもいいようなことを言われて買ったのに、1年ほど経ったとき、突然70万円と「門徒(浄土真宗)」への宗旨変えを強要されました。Yさんは宗旨変えのつもりはなかったので結局、お寺の納骨堂を捨てて、宗旨宗派を問わない 鹿児島メモリアルセンターの納骨堂に買い替えました。

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